萩原れいこ写真展「地獄」を開催いたします。
IMA ONLINEに詳細をご掲載いただきました。
https://imaonline.jp/news/exhibition/20221021/#img1
期間:2022年11月8日(火)~11月13日(日)
場所:Nine Gallery
https://ninegallery.com/exhibition
時間:10:00~19:00(最終日は17:00まで)
期間中は終日在廊予定です。
皆様のご来廊を心よりお待ちしております。
概要
日本では昔から地獄について語られるとき、その先には「救済の光」があった。
立山の地獄信仰も、浄土を体験して救いが得られるという。むしろ救済へ導くために、地獄の存在を欲したと思えてならない。
不安や恐れが人の心を蝕み、苦しみを生み出す。罪悪を認め、改心し、念仏を唱える。「地獄」は、人々の心の闇の共通言語だったのではないか。
地獄と言う概念を失った現代、闇は無限に膨張するばかりのように思える。
それぞれの人が持っている闇は、他人と共有し得ないものも多い。密かに孤独や苦しみを抱えて生きている。
内なる闇を視覚化して、地獄を描き、真を見つめたい。自分だけの地獄の世界観でいい。
目に見えない恐怖に怯え続けるのではなく、正体を知れば立ち向かえる。ときには逃げたっていい。言語化してもよい、形にすることで幾分か救われることもある。
闇を受け入れるものは 光の美しさを知る。
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